平成30年度下期中国・四国ブロック会議が開催されました。
去る1月31日(木)午前11時から、BIG FRONTひろしま(広島市総合福祉センター・広島市南区)において標記会議が開催されました。
会議は加藤副会長(和光産業株式会社代表取締役)の司会により進められ、まず最初に薬師ブロック長(有限会社ヤクシ代表取締役)からあいさつがあり、1)この4月から労働法(働き方改革関連法)が改正される、2)これを踏まえ、就業規則を見直し、障害者雇用を適切に進めていきたいといった話がありました。
薬師ブロック長のあいさつの後は、栗原会長からもあいさつがあり、1)厚生労働省から受託している相談コーナーやセミナーの実施については、中国・四国ブロックの会員の皆様に大変お世話になっており、感謝申し上げる、2)北海道ブロックの前ブロック長である池田様が渋沢栄一賞を受賞されることになった、3)全重協からの渋沢栄一賞の受賞は大山元会長と自分に続いて3人目、4)池田様は日刊工業新聞の優秀経営者顕彰も受けられている、5)昨年11月に国会に呼ばれて障害者雇用問題について質問を受けた、6)その際、公務部門において障害者雇用を進めるためには、その環境を整備することが重要であると申し上げた、7)精神障害者等就労パスポートに係る厚生労働省の検討会に参加しているので、会員の皆様のご意見もお伺いしたいといった話がありました。
お二人のあいさつの後は、ブロック会議にご来賓としてご臨席いただいた広島労働局職業対策課長の角浩之様と独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構広島支部高齢障害者業務課長の井上茂様のご紹介がありました。
その後は、本部説明ということで、1)衆議院厚生労働委員会における栗原会長の意見陳述、2)国会における障害者雇用に関する議論、3)労働政策審議会障害者雇用分科会の論点整理(案)、4)平成31年度障害者雇用施策関係予算案のポイント、5)寄付のお願い、6)今後のブロック会議の在り方、7)会員企業に対するアンケート調査及び8)全重協の名称の8点について説明がありました。
本部説明の後は、中国・四国ブロックの会員に対するアンケート調査の結果について加藤副会長から説明がありましたが、その際、1)公務部門における障害者雇用が大きな問題になっているが、民間企業としては、障害者が戦力となるよう育て上げていかなければならない、2)島根県では、農福連携で障害者雇用を進めているといった話がありました。
今回のブロック会議については以上です。
当日は、午後から行われることになっていた厚生労働省委託事業のセミナーの前の午前中1時間だけの会議でしたが、参加された会員は、会議終了後も昼食のお弁当を食べながら、活発に意見交換や情報交換を行いました。